2024年01月04日

コラム

いらない空き家は活用すべき？それとも売却？

相続したいらない空き家は活用すべきでしょうか。
それとも売却すべきでしょうか。
いらない空き家の扱いに悩む方は少なくありません。
いらない空き家は活用すべきか、それとも売却すべきかなど、悩んだときにどうすべきか解説します。

■いらない空き家｜活用のメリットとデメリット

相続などで所有することになったいらない空き家の扱いで迷ったら、活用・売却のメリットとデメリットを比較して検討してはいかがでしょう。
まずはいらない空き家を活用するメリットとデメリットを見てみましょう。

・いらない空き家を活用するメリットは賃料など

いらない空き家を人に貸すなど活用することで賃料収入を得ることが可能です。
空き家の状態や立地によっては、維持管理費用や税金などをまかなっても賃料で黒字になる可能性があります。
また、いらない空き家を活用することで、いずれ使えるというメリットもあります。
家族や自分、親族などが住居に困ったときに空き家に住むなど、有効活用が可能です。

・いらない空き家を活用するデメリットは維持管理など

いらない空き家を活用する場合、人が住める状態や使える状態にしておかなければいけません。
維持管理に手間や労力、時間、費用がかかってしまいます。
固定資産税などの税金も負担しなければならないため、賃料収入があっても赤字になる可能性もあります。

■いらない空き家｜売却のメリットとデメリット

いらない空き家の扱いに困っているなら、売却で処分することも方法のひとつです。
また、活用を検討していても、赤字が出そうな場合は売却をおすすめします。

・いらない空き家を売却すれば維持管理が不要になる

いらない空き家は早期に売却すれば維持管理の必要がなくなります。
固定資産税の負担もなくなります。
活用で赤字が出てしまうようなケースでは、早期に売却することで黒字にできる可能性があるのです。

いらない空き家を所有している場合、固定資産税や維持管理の費用、労力などで困っていることも少なくありません。
こうした費用や労力面での負担をすべて解決できるのが空き家の売却処分です。

・いらない空き家を売却すると活用できない

いらない空き家を売却すると、以降は買主の所有になります。
そのため、自由に活用することも、住むこともできません。
実家などの場合は、普段はいらなくても、法要などに使うことがあります。
売却後は活用にも、親族が集まる用途にも使えませんので、注意が必要です。

■最後に

いらない空き家を活用するか売却するかで迷ったら、売却・活用のメリットとデメリットの他に、3つの事情やニーズを考えて決めることをおすすめします。

・空き家を今後利用する予定があるか（本当にいらないか）
・現時点で空き家の活用と売却、どちらが良いか（メリットがあるか）
・いらない空き家を活用したとして、黒字になるか

3つのポイントを考える際はプロに相談することをおすすめします。
プロに相談した上で「売却すべきか」「活用すべきか」を判断すると良いでしょう。

いらない空き家のことで困っているなら、岩手県盛岡市のかぐや姫不動産にお任せください。