相続物件はトラブル回避のために慎重に行うことが必要です
相続物件は遺族が亡くなった際に住んでいた物件のことであり、相続するためには多くの手続きと準備が必要になります。遺言状などがあれば相続人が分かるため、スムーズに相続することが出来ます。
しかし、遺言状がない場合は遺族間のトラブルに発展し、亡くなられた方が報われない結果になります。
売却を行う場合、亡くなられた後にすぐ準備しなければならない書類もあるため、素早く慎重に行う必要があります。確実に売却するためには不動産会社などに相談し進めることをおすすめします。
よくあるお悩み
COMMON
WORRIES
相続物件売却の流れに関する悩み
一般的な不動産売却の流れは、不動産会社に依頼し、売り出し価格を決定した後に買主様を探します。
この流れに加え、相続物件の名義変更などの準備もあるため同時に進行することが大切です。
準備が多いため、不動産会社と連携し不備なく進めることを強くおすすめします。
不動産会社選びに関する悩み
不動産会社ごとに得意とする物件の種類があります。
相続物件の場合、不動産会社だけでは対処できない物件でもあるため、他の会社との連携がとれている不動産会社を選択することをおすすめします。遺族が亡くなられたこともあるため、お辛いと思いますので様々な話を聞いてくれる不動産会社もおすすめです。
不動産売却のお金に関する悩み
相続物件の多くは築年数が経っている物件が多く、仲介による売却に向かない場合もあります。
そういった場合は物件がある地域に詳しい不動産会社を選択し依頼する事で売却金額の低下を抑えることが出来ます。
相続までの流れ
FLOW
1遺言書の有無を確認し、相続人を確認する
相続が発生したら、まずは遺言書の有無を確認しましょう。遺言書が遺されている場合は、基本的にその内容に従って相続を進めることになります。遺言書が遺されていなかった場合は、基本的に民法で定められた法定相続人が財産を相続します。法定相続人の調査は、被相続人が生まれてから死亡するまでの戸籍謄本を取得して行います。戸籍謄本から、親族関係となる人を全て洗い出し、法定相続人を確定させましょう。
2相続物件の内容を確認する
相続人が確定したら、次はどのような財産が遺されているのかを確認します。相続財産に不動産が含まれているかどうかは、市区町村から届く固定資産税の納税通知書を確認すれば分かります。
このとき、相続財産に借金や未払いの税金などの債務が多く、相続をしたくない場合、相続人は相続放棄をすることが可能です。
3遺産分割協議をする
遺産分割協議とは、相続人が相続財産の分割について話し合うことです。財産を公平に分け、トラブルを回避するために、非常に重要なステップとなります。相続人と遺族との話し合いがまとまったら、話し合いの内容を遺産分割協議書を作成することが重要です。遺産分割協議書は決まった書式がないため書式は自由ですが、必要な記載がないと無効になる場合があるため注意が必要です。
4相続財産の名義変更をする
相続登記とは、相続した不動産の所有権を相続人へ変更する手続きです。相続した不動産を売却する場合でも、一度、相続人へ所有権を変更する必要があります。
相続人が二人以上いる場合は代表者を決めて、代表者に所有権を移し、売却を行った後に売却金額を分配する方法もあるため、売却後の分配方法も決めておくとスムーズに進めることが出来ます。
5相続税の申告・納付をする
不動産相続を行う際、相続税がかかります。
相続税の中には登録免許税、印紙税、譲渡所得税、住民税など多くの税金を支払う必要があります。
相続を辞退する方の多くは相続税の関係で辞退する場合がほとんどであり、売却金額を確認することが大事だといえます。不動産会社による査定を行うことで安心して相続をすることができるため、先に相談することをおすすめします。
当社では土地、戸建て、マンション・アパートの売却に対応しております。
さらに事故物件や相続物件などの特殊なケースにも対応しているため、お客様の悩みや不安に対して、話やすい環境づくりと安心できる丁寧な対応を心がけております。
不動産売却をご検討中のお客様がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。